〒331-0825 埼玉県さいたま市北区櫛引町2-509-42
埼玉新都市交通(ニューシャトル)鉄道博物館駅より徒歩8分
営業時間:9:00~17:00
定休日:土日祝祭日
自衛官時代
ガスマスクとゴム製完全防護服
18歳で防衛大学校の門をくぐって以来、37年余にわたり、専門分野を持つ総合職として、自衛隊でお世話になりました。今般、社会保険労務士として身を立てるに当たり、自衛官としての勤務から 2つの教訓を導き、半生を総括したいと存じます。
総合職(いわゆるジェネラリスト)としての私は、37年間「戦って敵に勝つ」ことの
みを追求してまいりました。ここから得られた社会保険労務士としての教訓は、「勝つためには、人事・労務の諸施策を総合して、人的戦力を最高度に発揮しなければならない」ということです。
WIN−WINの関係を追及する企業は、軍隊のように競争相手を圧倒殲滅する必要はないかもしれません 。しかしながら、いかなる企業も、生存領域を定めて、競争戦略を確立し、競合と戦い、自らの生存を確保し続けています。
兵法書にいう「戦わずして勝つ」とは、軍隊を使って戦う熱戦を回避し、軍隊を使用しない調略(諜略)戦に勝つことに主たる狙いがあると思われます。決して戦いを否定したものではありません。「戦わずして勝つ」とは、まさしく「調略戦に勝て(戦わずして勝て)」との教えです。 一切の戦い(競争)を否定し、ゴーイングコンサーンとして生存を確保するなどということは、夢のまた夢です。
調略戦を勝利に導く原動力は、まさに集団としての組織力(戦力)です。企業は、人事労務の諸施策を総合して、組織の構成員としての人的戦力を最高度に発揮させなければなりません。
専門職域での勤務を通じて社会保険労務士として導き出した教訓は、「規律は企業存立の基礎である」ということです。
私は、化学兵器(毒ガス)などから部隊や施設等を防護することを主任務とする専門職域で長く勤務をしました。そう、地下鉄サリン事件で除染を行った部隊の出身です。
化学兵器(毒ガス)の除染は、ガスマスクと特殊なゴム製衣服で全身を防護して行います。夏季などは、長靴(ゴム製防護衣服の構成品)に汗がたっぷりとたまり、昼間30分も作業をすれば完全にへばってしまいます。
このような過酷な作業条件の中で、防護規律不良な隊員のマスクと皮膚の間に少しでも隙間があったらどうなるでしょうか?毒ガスを吸ってその隊員は、倒れるかもしれません。
敵弾に当たって仲間が死傷した場合、敵愾心や復讐心が沸きこそすれ、士気が低下することは少ないといわれています。しかしながら、防護規律違反(ガスマスクの装着不良)で死傷者が発生した場合、部隊の士気は確実に低下します。故に、古来軍事組織は決して規律違反を許しません。防護規律不良隊員を出さないために、軍事組織は日夜厳しい訓練を行います。
企業もまた同じではないでしょうか。どこの会社にも犯してはならない規律があります。一部社員の規律違反が、不安全状態や不安全行為を生起させて事故につながり、あるいは良好な筈の人間関係や勤務環境を破壊し、社員の士気を低下させていませんか。士気の低下は、当然に生産性の低下につながります。
全ての組織にとって、「規律は組織存立の基礎」 であり、規律違反は決して見過ごしてはなりません。
自衛官としての勤務から以上2つの教訓を導きました。
社労士楠瀬は、次の2つをお約束致します。
① 競合との調略戦に勝利できるよう、お客様企業の人的戦力の最高度の発揮をめざし、人事・労務管理で企業を補佐します。
② 規律は組織存立の基礎との認識に立ち、お客様企業の業務の特性に適合した企業規律の確立をお手伝いします。
お電話でのお問い合わせ.ご相談はこちら
048-783-7888
info@rohmkanri.jp
担当:楠瀬(くすのせ)
受付時間:9:00~1700
定休日:土日祝日
主として従業員30人以下の中小企業を支援する埼玉の社会保険労務士
“労務管理がやりたくて起業したのではない!”そんな社長のための 社会保険労務士 楠瀬労務管理オフィス(埼玉県さいたま市)
労働時間や賃金の管理、問題社員への対応、労働・社会保険の手続き・管理、行政への対応など、小さな会社を懇切丁寧に支援します。
助成金の申請もお任せください。
対応エリア さいたま市、上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、川越市などを中心に埼玉県内各地
人事・労務全般
労働時間・休暇等
賃金管理
労使トラブル
助成金申請
労働・社会保険
その他の記事
無料相談・お問合せ等
〒331-0825
埼玉県さいたま市北区
櫛引町2-509-42
埼玉新都市交通(ニューシャトル)鉄道博物館駅より徒歩8分
9:00~17:00
土日祝祭日
大宮、さいたま市、上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、川越市を中心に埼玉県全域